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本日の一曲

Jamie Foxx – Blame It (Feat. T-Pain) (Producer: Christopher “Deep” Henderson, Year: 2008)

昨今の流行をしっかり取り入れてエレエレ且つ全面Auto-Tune使いで、Jamie Foxxが歌ってんのかT-Painが歌ってんのかまるでわかんなくなる悪酔いチューン!Blame it on the alcohol!

トラックのほうは小ワザが効いたビートのノリがヤバくいい。揺れる揺れる。お酒飲んでこんな曲聴いたらアカンよ。逆流誘発よ。アッアアアッア!オエーッ!ってゲロ吐いちゃうね!
あとね、T-PainのバースでThe-Dream – I Luv Your Girlのフレーズが出んの。Fuck That Nigga!! こういうの好き。

PVもカメオ出演が豪華で楽しめるよー。Samuel L. Jacksonとか。

★★★★

曖昧な別れ

ぼくは「またね」とも「さよなら」とも言わなかった。
別れの言葉は言わないんだ。辛い言葉は相手まかせ。

いつだってその言葉を待っている。そんな気がする。
ぼくを”かわいそうなひと”にしてくれる言葉を。

別れの言葉をあなたから

あおい

西加奈子 – あおいを読みました。

出会いはいつものジャケ買い。何この絵っつって。

この作家さん結構好きだな。他のもこんな感じなんだろうか。一人称が「あたし」って感じの。ゆるさというか、どうでもいい感というか、この作家の無駄な感性が気に入った。あと、関西弁も。

三編入ってるんだけど、主人公のだれもがオレと同じ年代でオレと同じようなどうしようもない感じが漂ってる。歪んでて、歪んでんだけど、まっすぐ生きてるの。それがすごくさ、共感できるし、安心する。オレは安心したいのか。
歪んでても、そのままで生きていけんのかな。道から外れてんだからちゃんと本線に戻れよとかなくても。そこに誰か自分以外の人がいれば大丈夫なのかな。ひとりは難しいか。立ち位置にひとり。あー三編目のやつはそういう感じなのか。うまいところで終ってるなぁ。もうちょっと先を書いちゃったら、読後感が全然ちがうんだろうな。

これもモラトリアムっていうのかな。先に何もなくても。

オレはこのまま歪んだまま生きて、そして、近いうちに誰もいなくなって、ひとりぼっちになっちゃうかもしれない。そんな時にこいつらみたいにまっすぐ生きていけんのかな。先が書いてなかったからわかんないよ。

自分に騙される

過去のオレは嘘を吐いていた。見栄も張っていた、格好良く見せようとしていた。欺瞞に満ちた人間だった。
そのくせ、今よりももっと臆病だった。それも隠した。少なくとも隠そうとはしていた。
そういう自分に気付いていなかった。うまくフィルタリングしていた。
気のある振りをして、思わせぶりなことを言って、嘘の好意を見せて。そうやって、誰かに承認してもらえた気がしていた。人と繋がっている感覚に心地良くしていた。少しでも面倒くさくなれば、また誰かがいる。執着するのはバカらしいことだ。バカらしい。バカらしい。ドライな感覚も作り出したものだった。

ずっとそうやってたら、オレはそこそこ気分よく生きていけたのか。わからない。だけど、現実はずっとは続かなかった。オレは自分が自分をうまく騙していたことに気がついた。それでも、その嘘を続けようとした自分が恐ろしかった。誰にも言わなかった。言ったら自分が自分でなくなるような気がした。実際、自分はなかったはずだから。

気持ちの中がひとりぼっちになった。誰のことも信じていなかった。もちろん嘘吐きの自分のことも。最悪だった。

とにかく、嘘からは遠ざかろうと思った。それからよく歩くようになった。たくさん考えるようになった。なぜ自分が自分を偽ろうとしたのかも、ぼんやりとわかるようにはなった。

長いことそうやって悶々とした日々を過ごしていて、ひとりの人に出会った。その人の前では少なくとも嘘はつかなかったし、見栄も張らなかったし、格好つけようともしなかった。たぶん。素直になった。ひょっとすると、面倒くさいことができるようになって、はじめて素直になれた人だったかもしれない。
ぼくはその人にたくさんのことを教えてもらった。というか与えてもらった。自分がもう一度産まれたような気さえした。ぼくも何かを与えたいと思った。

でも、ずっと言えなかったことがあった。嘘で隠すようなことはしなかったけど、自分の中にある言葉をそのまま口にすることはできなかった。その人とずっと一緒にいたかった。だから言えなかった。結局ぼくは信じられなかったんだ。ぼくは何も与えられなかった。そして、その人と会うことはなくなった。

どんどん泣きそうな気持ちになっていたぼくは、少し解放され、勝手に絶望を背負い込んだ。
でも、ぼくは運が良かった。絶対にぼくを引き上げてくれる人たちがいた。何度も何度も引き上げてくれた。ぼくはバカになった。ぼくはバカみたいに素直な人間になった。ぼくは泣いたり笑ったりした。与えてもらったすべてがなくなってしまうんじゃないかと、すごく不安に思っていたけど大丈夫だった。心から笑うこともできた。

それから、そして、だけど、そして、ぼくはまた、自分を騙そうとしているのかもしれない。消えたいと思っている自分を騙そうとしているのかもしれないし、もう一方の自分を騙しているのかもしれない。

エンドレスリピート

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Yasutaka Sato

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