金原ひとみ - AMEBICを読みました。
200ページもない物語。なのに、多分読み終えるまでに5時間は余裕で掛かったと思う。非常に読み辛かった。
主人公が正気のときも狂気のときも、自問自答を繰り返し続けたりとっ散らかった思考だったりで、読んでて頭が痛くなってきた。あっちは狂ってるのにオレは正気で読んでるから、なんか悔しいと言うかセコいよお前って。オレも狂わせろって思った。でも、読まないと先行けないから正気な自分でいるしかなかった。
物語自体は狂気と正気が入り交じっていて面白かった…。自分たちはずっと正気なんだけど、外野から見たらしっかりがっつり狂ってる。あ、こういうのってあるわって思った。まるごと静かに狂ってる共同体とかさ。
そのそれを目の前にばらばらと広げられて、思わず鳥肌が立った。けど、冷房が効き過ぎてるせいで鳥肌が立っただけだった。
オレは正気だ。