みんなが思うよりもニートの毎日にはいろいろなことがあるし、みんなが思うよりもニートの毎日には何もなかったりする。
ぼくは自室のベランダに出たり、リビングにいたりするときに、いつも彼を確認していた。庭をちらりと一瞥して、眠っているのか、起きているのか、ご飯を食べているのか、蝶々を追いかけているのか、というようなことを。多分それは無意識だったと思う。毎日何度も何度も、ぼくはそれをしていたんだと思う。
彼がいなくなってから少し経った。ぼくの無意識はまだ彼を確認しようとしている。その度に確認できないことを確認させられる。ぼくの視線の先はがらんとしたまま。
雨が降れば、彼は怖がるだろう。近所の犬が吠えれば、彼もそれに応えるだろう。というようなぼくの憂慮も、もう行き先がなくなった。
ぼくはいつか、そういった彼に対する無意識も失うと思う。
生前の彼の写真を探していると、あなたやあなたやあなたの写真がいろいろと出てきてしまった。
あなたはいなくなった。ぼくは思い出を失った。代わり映えなく繰り返されているだけなのか、と蒸し暑い部屋の中でぼんやり思った。
ガストバーガーがメニューからなくなった。試しに注文したけど、やっぱりなかった。
ぼくが自ら棄ててきたものもある。ぼくの目の前から去っていくものもある。
じゅうぶんに少なくなったと思っていた選択肢がまたひとつ減った。
また、迷走する日々がはじまるのかと思うとうんざりする。
ガストバーガー+目玉焼きハンバーグの「1400kcalオーバーコンビ」は解散した。
ハンバーガーとフライドポテトを食べたあとハンバーグを食べ
ドーナツ7個を一気に食べ
ポテトチップスを食べながらカップラーメンを食べる
日頃このような食生活なのに、体重がどんどん落ちていく。働かない生活をしているといつもこうだ。
ぼくの体重は預金残高と連動する。

昨日みた夢の内容が思い出せない。知っている男のひとと女のひとがいた、ということしか思い出せない。朝の雨に流されてしまったのかもしれない。そんなわけはない。覚えておきたい夢だったはずなんだ。
昔やったようにメモしておけばよかったのに、ぼくは目を開いて雨音に聴き入っていた。たぶん、雨音のほうが重要だと判断したんだろう。寝起きのぼくは。
優先順位はいつも不安定で、瞬きのあいだにもころころと入れ替わる。一番大切なことだって、いつも最重要項というわけではなくて、平均するとまぁ一番上にあるんじゃないかな、くらいのものなんだろう。
ぼくの大切な夢は、雨音にあっさり上位を譲ってしまった。寒いくらいの涼しい今朝だった。
ぼくにもあなたと同じように「言えないこと」「言わないこと」がたくさんあって、その内のひとつをつい先日はじめて口に出した。ぼくがあたまのなかで何度も言ったその言葉は、ぼくが口に出すとやっぱりなんだか緩んだ言葉になった。口に出すまでは粗暴で悲壮な言葉だったのに。
ぼくはその言葉に縛られて生きている。もうずっと10年以上20年未満。何をしているときでもいつもふっと浮かんでくる。そしてぼくは泣いたり笑ったりしている。
その言葉がなかったら少しは違っていたんだろう。あなたには会わなかったかもしれない。でも、たぶん、ぼくが泣いたり笑ったりしているのは変わらないと思う。ほんの少しの差でしかない。
そんなもんだよなと思って、ぼくはまた肩の荷を勝手に降ろした。
wyolicaの悲しいわがまま(One Love Ninety Nine)がiTunesStoreに無くて、すごく残念。CD探すの面倒くさい。
ニヤニヤすること忘れてる。
あー、うまくいかねぇ(ニヤニヤ)
あー、全然わかんねぇ(ニヤニヤ)
あー、無理っぽい(ニヤニヤ)
ってやつ。
余裕失くしてるな。底が見えてないからかな。決意とか覚悟とか諦めとかさ。
ここに書こうと思っています。
ぼくに起こったことをあるていど書こうと思っています。
書いたことをあとで後悔することを書こうと思っています。
書かないといけないような気がするから。
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